自由な人生を

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女子スキージャンプ

今年は、オリンピックの年。

しかしながら、冬季オリンピックはマイナー競技で

あまり注目されていないのが実情。

私は、若かりし頃、少しだけ競技を経験した。

いつも最下位争いの超三流選手。

でも、好きだったから大学卒業まで続けていた。

両親に感謝している。

 

その為、やはりこの時期になるとテレビでジャンプ大会が

放送すると観てしまう。

今は、男子よりも女子が注目されているように感じる。

世界的には、まだまだ女子ジャンプの人気は今ひとつらしいが。

去年まで、高梨沙羅(面倒臭いので敬称略する)が

ダントツの強さを誇っていた。

しかし、今シーズンは、ヨーロッパ選手の勢いが凄い。

 

連勝中の、ルンビ(ノルウェー)、アルトハウス(ドイツ)

この二人が頭一つ抜き出ている。

解説者等、日本選手は、そんなに不調ではなく

海外選手が強くなったと言う。

果たして、そうなのか私には疑問である。

 

高梨に関しては、明らかに別人のようになったような気がする。

低い、独特のアプローチ姿勢から、より低い方向に踏み切り

飛び出すことができなくなっている。

あまり難しいことを書いても仕方がないが、

上半身から動き出し、上方向へ飛び出す。

それから、スキーが上がり、身体を前へ倒そうとする。

前半に受けた空気抵抗が後半に影響し失速する。

一度、そのような感じになってしまうと

修正することは難しい。

 

他の日本選手に関しては

昨シーズン、W杯初優勝した、伊藤有希であるが

本人も認識しているが、ほぼ100%の確率でタイミングが遅れる。

昨日、スロベニアでの試合では、遅れるどころか

踏み外しているように見えた。

それでも、踏み切る角度は高梨よりも前方であるから

昨日の試合は別として、過去の試合では高梨よりも

上に立つことがあったと思う。

 

岩渕香里、勢藤優花、この二人も上達しているが

まだまだ、課題は多い。

この二人に関しては、もう少しストイックになれば

世界のトップに近づけるはず。

 

さて、オリンピックであるが

何が起きるかわからない舞台である。

あくまでも私の推測で予想してみると

 

現在トップ2人の、ルンビ、アルトハウスは

優勝できない。

ルンビは現在絶好調で、2位以下に大差をつける。

しかし、昨年までは、力はあっても、時より

とんでもないミスをし、失速する。

オリンピックというプレッシャーがかかる大舞台。

そこで力を発揮できるかどうか疑問である。

 

アルトハウスは、力む癖があり、低い飛び出しが

持ち味であるのに、昨日の1本目をみればわかるが

上方向に飛び出す。

札幌で開催されたW杯でも、そんなことがあった。

そういう選手は、大舞台でも同じミスをすることが多い。

1秒にも満たない速度で勝敗が決まる競技である。

本当に難しいものである。

 

それでは、誰が表彰台の頂点に立つのであろうか。

まず、ソチオリンピック金メダリストである

フォクト(ドイツ)

彼女は大舞台にピークを合わせることができる選手である。

昨日の試合も、徐々にタイミングが合ってきているのがわかった。

世界選手権でも頂点に立った実力者である。

 

その他は、昨日W杯に復帰した、イラシュコワ(オーストリア

34歳の選手。

この選手については、単なる予感である(申し訳ない)

 

やはり日本選手はダメなのか?

いや、そんなことはない。

伊藤有希が、オリンピックまでの間どの程度

調整できるか。

彼女も大舞台に強く、プレッシャーを跳ね除ける

精神力を持っている。

アプローチ姿勢が安定し、タイミングさえ合えば

大ジャンプは間違いない。

 

それと高梨沙羅

彼女も同様に、残された期間でどこまで合わせられるか。

この続きは、今日、これから開催される試合を観てからにしよう。