自由な人生を

自由に書いています

これからは

平昌オリンピックも終わりウインタースポーツシーズンも残りわずか。

スケート選手達の活躍で過去最多のメダル獲得で意外と盛り上がり選手及び関係者にと

っては何よりの大会であったと感じる。

もちろん、私のようなファンも喜びと感動、勇気と元気をもらった。

しかし、スポーツが文化として根付いていないというか、オリンピックのメダリスト達

がこの先の保証がない日本という国は、他国から見てどう思われているのであろうか。

他国は生活の為、しかも生涯安泰を求めて必死になり、挙げ句の果てにはドーピング

で自分の身体がボロボロになることも惜しまない選手もいると聞いた。

それに引き換え、不況とはいえ日本は選ばなければ仕事はあり、贅沢しなければ生活で

きるという恵まれた国なのかも知れない。

しかし、贅沢しなくても生活できなくなるようになりつつあると感じるのは私だけであ

ろうか。

50歳で、諸事情により半分リストラのように職を失い、何度も転職を繰り返した。

つい先日、民間の介護施設で働いていたが、自治体からの援助が法改正により大幅に

削減されると共に、全従業員を一度解雇し雇用条件を見直した上面談して、今後残るか

否かの判断をするとの説明、及び通知を受けたばかりである。

年収にすると200万程度。これ以上下がると生活はどうなるのであろうか。

今書いているブログに必要なネット回線、スマートフォンを解約しても厳しい。

それどころか、ひかり電話が使えなくなったり、 SNSを通して仲間達の状況を把握でき

なくなったり等、結局は不便になり、また出費もそんなに変わらなくなる。

今、巷では、かなり安いスーパーで買い物をしてきた。

そこでは、よく学生時代の先輩、同期、後輩達を見かける。

公務員、大手勤務、自営業の人もいれば、私のような感じに見える人もいる。

高いより安いほうが消費者にとっていいに決まっている。

それゆえ、いつも混雑しているスーパーであるが、全く面識のない人達を見ていると

物凄く疲れきった表情で服装も乱れており、とても幸せのようには感じない。

それは私も周りから見れば、そうなのかも知れない。

最近は風呂にも毎日入っていない...

今は本当に便利な時代。しかしそれには見えないというか、知らず知らずのうちに

お金が発生している。

昔を思い出してばかりいるのは歳をとったせいであろうか。

考えても仕方がないし、前を向いて歩いていかなければならないのは十分わかっている

でも、やっぱり思い出してしまう。

昭和の時代を。私達が生まれ、若かりし頃育った時代。

携帯電話もなく、車にエアコンがついていれば凄いと言われた頃。

カラオケボックスなんていうのもなく、週休二日でもなく

楽しみといえば、仲間や異性と飲みに行くことぐらいであった。

それでも楽しかった。

今の自分の顔も浮かない顔をしていることであろう。

先ほど見かけた人達のように...

昔は、そのような人が少なかったような気がする。

自分が若かったから周りのことなど見てなかったからかも知れないが

今より幸せそうな表情をしていた。

働くことは、大切な人を守る為、それは家族であり、恋愛関係の異性であったり

また、自分の生きがいである趣味であったり等々

果たして今はどうなのであろうか。

いろんな事件が起こっているが、ここで具体的なことを書くのが怖いので省略するが

便利になり過ぎ、人とコミニュケーションを取らなくても遊ぶことができる。

何度も言うが、私もそうである。付き合いができないのである。

外でお酒を飲むことなど経済的にできないのである。

同世代は子育てが終わり、生活に余裕がある人、もしくは独身を貫いており

お金が自由になる人が多いので、今の私は付き合いができない。

誰もこんなネガティブな文章を読みたくはないであろう。

これが精神的に不安定な状況なのであろうか...

自分の意思ではなく会社側から通達されてしまっては、どうしようもならない

今月末までは働けたし、また辞めると伝えると「辞めないで下さい」とも言われた

9ヶ月弱であったが若い人達に頭を下げ、必死に働いた(と思う)

でも給料が下がるのか避けられない。就業時間や休日も今までとは変わるようで

ある。正直、心身共に限界だった。

年齢的なことを考えれば一日も早く次を探さなければならない状況。

あるのは多業種の経験だけ。

少子高齢化の現在、メディアやweb上で様々なことが言われているが

これからどうなるかなどわからない。 AIが進歩しても、それを操作するのは人間

一番大切なのは「人を育てること」それはできる人、できない人皆同じ。

人間なんて、所詮わがままな生き物。でも少なくとも日本人は本音はそうであっても

人に対する思いやりの心を大切にすることを、多くの人が教えられているはず

それをうまく表現できる人が一人でも多くなれば日本は変わるかも知れない

自分で起業し、生計を立てたい人はそれでいい。但し、人を雇用するのであれば

少なくとも、雇用される人を「人間」として扱って欲しい。

それができなければ、一人で全てをこなして下さい。

ただの愚痴になってしまい恥ずかしい限りである。

平昌オリンピック女子スピードスケート団体パシュートのメンバーが3年間

ストイックに自分を追い詰め、金メダルを手にした光景を見て生まれて初めて

スポーツを見て自分も仕事で頑張ろうと思っていた矢先のことであった。

また私の誕生日の翌日受けた通達であった。

私が一番不幸だなんて思っていない。

まさか、こんな人生になるとは思わなかったと感じているだけ

でも、それが人生というか運命なのだろう。

なるようにしかならない。でも何かをやらなければ何もできない。

今後の人生を決めるのは自分次第なんだろうな。